その先で花は咲くだろう

あの日描いた夢はまだこの手の中にないけど

『関ジャニ∞』という名前とお別れの日

2024.02.03
関ジャニ∞』という名前とさよならする日になりました。 



名前が変わると決まったその時は諸々の背景も踏まえて「あぁやっぱりそうかぁ…」って気持ちだったし、「まぁ名前が何であれ彼らは変わらないしグループの色とか個性とか良さとかそういうのも変わらないからいっか〜」くらいにしか考えてなかった。


だけど今こうしていよいよ変わるぞ!って時になって思うのは、悲しいな寂しいなやるせないな悔しいなって気持ちと恐怖の感情がある。

前エントリーの通り私はなんやかんやまだ過去を引きずってる節があるし、私が好きだった人はもう今は辞めた人だ。


関ジャニ∞』という名前を辞めた彼らは名乗ってた過去があるけれど、新しい名前を彼らは名乗ったこともなければ名乗ることもない。

この事実が私の中で結構重く心に引っかかってる。なんかいよいよ切り離される感覚。過去と決別するかのような感覚。きっと彼らはそんなことはしないし、これからもどこかで色を選ぶときは8色を灯したりすることもあるだろうけどそれでもなんだか今までのグループの形が変わるという感覚とはまた別次元で切り離される、そんな感覚がして苦しくてたまらないし、そんな新しい名前を愛せるのかなって思う自分が怖い。




2005年の小学5年生の頃、KAT-TUN目的で見ていたザ・少年倶楽部で初めて『関ジャニ∞』を見た。その時はなんだこのロン毛のブサイクな人達はって思ってた(失礼すぎる)それでも亮ちゃんのことはよく思っていて、翌年の2006年小学6年生の時に当時錦戸担だった友達から『Spirits!!』を借りたのをきっかけに『関ジャニ∞』を好きになり晴れてeighterとなり、もう18年が経とうとしている。

当時はKAT-TUN、NEWS、嵐が全盛期で学校の手越担に「関ジャニ∞?どこが良いの?」って鼻で笑われたことも、「せきじゃに?むげん?」と聞かれたこともPCでも携帯でも予測変換は「患者に」としか出てこなかったこともどれも一生忘れないだろう。

それでも当時の彼らはそんなことをネタにして、十八番のトークテーマかのようにどの番組でも自虐ネタで笑いをとり、少しずつ今思えば本当に少しずつ階段を登っていった。

当時はオタクのお姉さんがやってるブログとHPが主な情報源で、ひたすらレポやら過去の記事やらを漁って色々なことを勉強して、松竹座の存在や2006年年末の城ホールでの出来事、2007年8月8日の奇跡などたくさんの宝物に出会った。リアルに知らなかったりその場にいなかったりした自分が人伝てに見聞きしたものを宝物と思ってはいけない気がして、自分の幼さを呪ったりもした。何度あと10年早く産まれたかったと泣き喚いたか分からない。

そんな日々の中で徐々に常に生きる上での指針やら目標は『関ジャニ∞』になっていった。ネット上で見るライブのたびに全国飛び回るお姉さん達に憧れて、自分も早くそんな大人になりたいと願った。どんな逆境も這いつくばって諦めずに前に進み続ける『関ジャニ∞』を見て、自分も頑張るぞと何度奮い立たせたか分からない。

歳を重ねるごとに自分のオタクとしての行動範囲も広がり、憧れだったお姉さんの真似事をしてみたりもした。大学受験やら大学のサークルに熱中したりと、いよいよあの憧れのお姉さんに本当になれる時が来たときに私はオタクとしての熱量を無くしてしまったりしたけど、それでもバイタリティとか行動力とか諦めない気持ちとか欲しいものは自分の手で掴み取る強さとかそういうマインド面は何一つ忘れずに私の心の中にあり続けた。

そしてそんな中でもふとした瞬間に思い出したかのように触れる『関ジャニ∞』は何一つ変わらずにそこにあることを実感しては嬉しくなり、また元気をもらったりもしていた。


今こうしてオタクとして出戻り、関ジャニ∞だけに熱を注ぐことは無くなってしまったけども、好きだから楽しいから応援したいからオタクをしているのだけども、心のどこかであの幼き頃に憧れたお姉さんになりたくてオタクをしている自分もいるんだろうなって思っている。



ここ数日、関ジャニ∞と自分の人生を振り返る投稿をたくさん見て何か私も残そうかなと思ったものの、時間も文章力も無いので何もまとまってないどうしよう(笑)



大袈裟でもなんでもなく『関ジャニ∞』は私の人生でした。『関ジャニ∞』に出会えたから今の私がいる。『関ジャニ∞』に出会った頃の私は自分のことを好きだなんて思わなかったし、自分にないものを持つ子が羨ましくて仕方なかった。けど今は他人を見て羨ましく思うことはあれど、それでも自分で掴み取ってきた選び歩んできた自分の人生に誇りを持ってるし大好きになった。それもこれも『関ジャニ∞』が泥臭くも強く生きることを、前に進むことを教えてくれたからだ。

それくらい私の人生と密着した『関ジャニ∞』という名前から今日でお別れ。

まぁ別に存在としてはお別れでもなんでもないのだけども。笑



私の人生を変えてくれた作ってくれた人生の大先輩である『関ジャニ∞』が彼ら5人が選んだ答え、選んだ名前はきっと彼らがまた正解にしていくんだろう。そこにどこまで付いていけるか、どんな感情になるか想像できないけども、それでも出来る限りはまた正解にしていく道のりを見て元気をもらって、応援して笑い合っていきたいなぁと思う。



23年間『関ジャニ∞』であり続けてくれて、ありがとう。
18年間『関ジャニ∞』として私の人生に寄り添い続けてくれて、ありがとう。


ひとまず『関ジャニ∞』という名前へ
お疲れ様でした。ありがとう。


新しくなる名前へ、よろしくね。




『そして〜〜俺たちが〜〜〜最高で〜最強の〜〜〜〜関ジャニ∞ーーーー!!!!!!!!』